北の魚にこだわり、日々魚とたわむれる。 美味しい!その一言が聞きたくて。 「魚彩酒家 またつ」親爺が贈る食べ物紀行。 毎日新鮮素材に触れられる事に感謝!
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出張で個人宅での料理はやはり難題が山積みだ。第一番の問題は火力の弱さに尽きるだろう。ガスコンロを全開にしても店の火力から比べると弱火程度にしかならないのだ。その上、コンロ自体が小さいので鍋がいくつも乗らない。従って一つの料理を作り終えてから新たに鍋を掛けなおさなければいけなくて、普段のリズムが崩れるのだ。またいつもと使い勝手が違うキッチンに戸惑うので、動線が上手くいかない。シンクも小さいので仕込みと洗い物でテンヤワンヤだ。幸いな事に今回のお宅には、業務用にも劣らない立派なオーブンが付いていたのと、デシャップ台が広かったので助かった。。車海老奉書巻・錦玉子・ニジマス旨煮・白身魚ピクルス巻真引粉揚花蓮根甘酢漬・ふぐ煮凍り・合鴨ロースト芥子醤油漬け・若桃甘露煮網笠柚子・海老湯葉巻き穴子蟹ハンペン・若布・舞茸・結び三つ葉・あられ・金粉伊勢海老もと焼真だちオーブン焼キャビア乗せ平目西京焼海老真丈天婦羅神戸牛ヒレ和風ステーキこの他に蒸し物と蟹飯でした(画像なし)
美味しそうで気が遠くなりそうなのはもちろんなんですが、 この懐石料理の写真を拝見するにつけても、 事前の仕込みの手数を考えると気が遠くなりそうです(笑) 食べるのは一瞬なんですけどねえ・・・。 また、空腹時にこのブログを見ると気が遠くなります(^_^;)
nanapooさん、お察しの通り我々の仕事の7割が仕込みです。 仕込みさえ完璧であれば、残り3割の労力で済みます。 この仕込みが大変なんですよ!従って当店は昼2時間、夜3時間しか営業出来ません。